

アートとイノベーション。。。
いきなりですが、ポジティブな印象を受けたのはどちらの絵だったでしょうか?
上手い、すごい、格好良い、きれい、飾りたい、真似したい、なんでもいいんですけど、どっちがいいと思いましたか?
むか〜し、20年ほど前、まだまだ自分もガキンチョの頃、海外でコンサルをやられていたお知り合いの方が、「日本にはアイデアにお金を出す感覚がないよね」って仰っていたのをよく覚えていて。
あれから随分月日も経って、日本のビジネスの世界でも創造だ、イノベーションだと、確かによく聞くようになりました。けども、自分も大人になって周りを見渡すけど、やっぱり今でも「日本にはアイデアにお金を出す感覚がないよね」はまだまだ生きてるなと感じることが多いような気がする。
現場では、いかに最適に効率よく “処理” するかという、ひと昔前の惰性から抜け出せていないことが多々。
そんな中、今回、別に芸術に対するウンチクを述べたいわけではないのだけど、芸術を“オリンピック”的にとらえてしまってる人が結構いるんじゃなかろうかと思うことがあることについて、少し。
どういうことかというと
オリンピックにあるような、特に陸上競技にある種目は、いかに早くゴールにたどり着くか、いかに高く、あるいは遠くに飛べるか、飛ばせるか、などを競う競技が多いと思うのだけれど、芸術に対してもそれらのように、いかに上手か、高い声が出るかや、速く弾けるか、などだけを当てはめて捉えてしまっているような人が結構多いのではないかと感じる時があります。

勿論、芸術にもそういう側面もありますよ。ただ、そういうことだけで捉えてしまうとおもしろくないと思うんです。加えて、それを閃き生み出した、そのアイデアそのものに価値があるという側面もこれまた芸術なのです。「0→1行動」ですね。
ついこないだもデザイナーさんがデザインしたロゴをある人が見た時に、「こんなの私でも描けるじゃーん」って。でた「オリンピック思考」って思ってしまったw。
いやいやそうじゃない。描けるか描けないかの能力の問題ではなくてね。アイデアそのものだったり、またそのセンスだったりに価値がある。むしろ誰でも描けそうなものでセンスがあるものってとても難しいので。ということ。
バンドQueenの 「We will rock you」 のイントロのドラムなんて、ドラム叩くの初めての人でも3秒で真似できるかもしれないw
(音源では手拍子と太鼓をミックスしたような音だけど)
でも、もうそのドラムのフレーズを聴いたらそれとわかる、そのアイデアとそれを成立させてしまったことが凄いって話しで。
・・・・・
ってか、フレディが全部もってくw
その、なんというか、視覚的な部分ではなくて、感覚的な部分でアートとビジネスがもっと結びつけば、もっと創造的でイノベイティブな風土が育まれるような気はしております。
前述のラッセンとピカソの絵に対しては、どっちがGoodかBadかなんて話しではないのだけれど、例えばね、「一人で上京してきて、初めて一人で東京の地下鉄に乗ったとき」のことを絵にしてください、というお題があったといたら、あなたはどんな絵を書きそうですかね。
寝る前に想像してみてくださいw。
